【アデニアペリエリ】の発根管理、育て方の注意点、冬の管理を写真付きで完全解説

 こんにちは、本記事ではアデニアペリエリについて詳しく解説します。

 アデニアペリエリは私が見たことがある植物の中で葉っぱが最も美しい植物です。

 また、塊根部についても個性が出ているものが多く、まん丸のものもあれば、穴が開いているものがあったりと非常に魅力的な植物です。

 なかなか市場に出回るものではないですが、ベアルート(根っこがない状態)で売られていることもあるので、今回は発根管理から解説を始めて、その後の管理や季節に応じた育て方などを解説させていただきます。

 ではお願いします。

目次

発根管理

 この章では発根管理について解説します。

 そのため、発根済みの株をお持ちの方はこの章は読み飛ばしてください。

 とはいってもその方法はグラキリスの発根管理と特に変わりません。

 そのため、発根管理の方法をご存じでない方や、改めて確認したい方はよろしければこの記事を読んでみてください。

 ただし、ペリエリはグラキリスと比べても特に蒸れに注意が必要です。

 そのため、発根管理をするときの鉢は必ず素焼き鉢などの通気性の良い鉢を使用してください。

 また、霧吹きなども行わなくてよいです。

 私はこのような形で発根管理をしていました。

 私の株は新芽が伸び出したのと同時に発根していました。

 もちろん株によって発根のタイミングは違いますが、一つの目安になるかと思います。

季節ごとの育て方と注意点

 この章では季節ごとの育て方とその注意点を解説します。

春、秋

 春と秋の育て方は基本的に一緒です。

水やり

 水やりは土が完全に乾いたらたっぷりとやればよいです。

 竹串をさして確認すると分かりやすいです。

 心配性の方は葉っぱが少ししおれたタイミングでやれば大丈夫です(私もこのタイミングが多いです)。

 こんな感じで葉っぱが少ししだれてきたら水をやっています。

 わざわざ鉢を確認しなくても一目で水やりのタイミングが分かるので、案外育てやすい植物だと思います。

置き場所

 置き場所は直射日光が当たる場所で管理しましょう。

 春、秋であれば日光が強すぎるということもありませんし、鉢の温度を上昇させて根っこをしっかり育てましょう。

水やり

 夏でも水やりに関しては春、秋と同じで大丈夫です。

 土が乾いたらあげるか、葉っぱが少ししおれたタイミングにあげればよいです。

 もちろん夏は土が乾くのが早くなるため、必然的に水やりの頻度は多くなります。

 ただ、水をやる時間帯には注意が必要です。

 水をやるタイミングは日が落ちてからにしましょう。

 昼間にあげると鉢の中の温度が上がっているため、水もかなりの高温になってしまいます。

 植物にとっては負担になると思われるので、日が落ちてから水をやるようにしましょう。

 それが難しい方は、にやってしまいましょう。

置き場所

 また、置き場所についても注意が必要です。

 ペリエリの塊根部は直射日光にはそれほど強くなく、場合によっては日焼けしてしまいます。

 そのため、夏には日陰に置くか、胴体の部分に寒冷紗をかぶせるなどの対策を行いましょう。

 塊根植物であれば大体がそうですが、ペリエリも冬が一番注意が必要です。

 なお、室内でずっと加温して休眠させない方は春、秋と同様の管理でよいです。

休眠

 ペリエリは10℃くらいになると徐々に葉っぱが落ちていきます。

 グラキリスなどと比べても葉っぱが落ちるスピードは速いので、葉っぱが完全に落ちきったら室内にしまいましょう。

 葉っぱは徐々に落ちていくので、完全に落ちきるまでは屋外で管理して大丈夫です。

水やり

 水やりに関しては、株がへこんだりすることはあまりないので少し難しいですが、私は一か月に一度程度にしています。

 それも表面にチョロっとやれば十分ですので、下からたれてこないくらい水は少なくて大丈夫です。

置き場所

 葉っぱが完全に落葉したら、室内にしまいましょう。

 また、できれば暖かい方が良いので、日のあたるところがベストです。

 15℃を下回らないようになったら外に出して管理しましょう。

 気温が上がってくれば葉っぱが出てきます。

 ペリエリは葉っぱはもちろん、塊根部も魅力的ですので、ぜひ育ててみてください。

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