【アデニウム】アラビカム、オベスムなどの育て方や胴切りを完全解説

 こんにちは。本記事ではアデニウムの育て方胴切りについて解説させていただきます。

 本記事で紹介する方法はアラビカムオベスムソコトラナムを育てる際に行った方法です。

 基本的にアデニウムであれば育成方法は同じで大丈夫ですので、ぜひ参考にしてください。

 ではよろしくお願いします。

目次

初めに

 本記事では主に春、夏、秋の育成胴切りについて解説します。

 そのため、冬の育成について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

置き場所

 基本的には直射日光が当たるとにかく日当たりの良い場所に置くようにしましょう。

 特に実生株であれば日焼けすることはほとんどないので、成長を促すためにもしっかりと日光に当てましょう。

 ただ、購入直後であったり、現地球であると、大きく環境が変化するため日焼けするおそれもあります。

 その場合には、明るい日陰や少し遮光した場所で株を慣らしましょう。

 この株は抜き苗の形で購入しましたが、直射日光で管理していたら日焼けしてしまいました。

 ただ、アデニウムは基本的には丈夫な植物なので、早めに気づけば枯れたりすることはありません。

 日焼けした株も今は元気に成長しています。

水やり

 水やりは、へこんだり、表面の弾力が柔らかくなったら水をたっぷりやればよいです。

 そのため、日頃から株を観察して、株が水を欲しがっているかが分かるようになることを意識しましょう。

 この感覚が分かれば、他の育成が難しい植物でも上手に水やりができるようになるので、ぜひ意識してみてください。

 ただ、基本的にアデニウムは根腐れにも強いため、水をあげすぎても株が腐ったりすることはほとんどないと思います。

 しかし、水をあげすぎると徒長するため、しまった株にしたい方は、極力水やりの回数を減らすようにしましょう。

 この二つの株を比較して葉っぱが生えている間隔を見ると、右の株が徒長していることが分かると思います。

 もっとも、水やりの頻度を増やせば株の成長速度も速くなるため、ご自身の理想の形に育てられるように水やりを工夫してみてください。

 そして、もし徒長してしまった場合、下で紹介する胴切りにチャレンジしてみてください。

胴切り

 株が徒長してしまったり、丸い形を維持したまま育てたいという方は胴切りを行ってみましょう。

 アデニウムの胴切りは塊根植物の中でも特に簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。

 作業としては非常にシンプルです。切りたい部分を火であぶったカッターで切るだけです。

 成功すれば、切った部分の横から枝が生えてきます。

 この株は胴のかなり下の部分から切りましたが、うまく枝が出てきてくれました。

 基本的に胴切りをすると枝数が増えるので、また違った魅力が引き出せます。

 初めて胴切りをする方は、この株のように枝の部分だけ切るくらいの方がよいと思います。

 切った部分にはトップジンをがあれば塗っても良いですが、なければそのままで大丈夫です。

主根切り

 主根切りに関しては、少しリスクがあるため、それほどおすすめしませんが、興味があればやってみてください。

 アデニウムを育ててみると分かりますが、主根が非常に太く育つため、特に小さい株だと株が斜めになってきてしまいます。

 株が斜めになると、伸びる枝も株に対してまっすぐじゃなくなってしまうため、個人的には好みの形になりません。

 また、私は最終的に浅鉢に植えたいので早めに主根を切っておくことにしました。

 これらの株を見ていただくと、アデニウムは胴体に対して根っこが太いことが分かると思います。

 手順としては非常に簡単で、火であぶって消毒したカッターで主根を切るだけです。

 その後は通常通り鉢に植えこみますが、株が腐るのを防ぐために水をやるのは3日程度待ってからにしましょう。

 上で少しリスクはあると書きましたが、私は3株の主根を切って、3株とも元気に成長しています。

 気が向いたらチャレンジしてみてください。

まとめ

 置き場所は、基本的に直射日光が当たる場所で育てましょう。

 水やりは、株がへこんできたらたっぷりと水をやりましょう。

 育て方としてはこの2点を守れば上手に育てられます。

 私はアデニウムに一目惚れして塊根植物を育てるようになりました。

 アデニウムには塊根植物の魅力がたっぷり詰まっている株なので、みなさんもぜひ育ててみてください。

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