【観音竹】植え替え、株分け、季節ごとの育て方や注意点を解説

 こんにちは、本記事では観音竹の植え替え株分け育て方について解説させていただきます。

 室内でも育てられ育成の難易度もかなり低めなのでぜひ育ててみてください。

 ではお願いします。

目次

植え替え方法

 まず、植え替え方法について解説させていただきます。

 育て方やその注意点が知りたい方は、この章は読み飛ばしてください。

 土に関しては、どんなものでも大丈夫です。

 私は知り合いから観音竹をいただいたのですが、その時はかなり保水性がある砂のような用土で育てられていました。

 いただいた時はこんな感じでした。

 その後、私は赤玉土、軽石、鹿沼土で作った土でかなり水はけのよい状態で育てていますが元気に育っています。

 3:1:1の割合で混ぜて用土を作りました。

 やはり観音竹はかなり丈夫な植物ですので、どんな土でも元気に育ってくれます。

 そのため、新たに土を準備する必要はなく、ご自宅にある土を使えばよいです。

 なお、家に何かしらの用土がない方でしたら、サボテンの土などを購入されるとよいと思います。

 サボテンの土でしたら根腐れの心配はないですし、どのホームセンターにも売っていると思います。

 こんな感じのやつです。

植え替え方法

 植え替えに関しても観音竹は丈夫な植物ですので、特に心配せずに楽しんで行ってください。

 なお、冬の植え替えは調子を崩すことがあるようですので、できればに行いましょう。

 ただ、基本的に冬以外であれば大丈夫です。

 また、土がぬれていると根っこが切れたりするので、水やりを調整して土が乾いている時に作業しましょう

 以下は植え替えの手順の説明です。

 まず、観音竹を鉢から出して土を少し落とします。

 根っこについている土は無理に払わなくて大丈夫です。

 ちなみに私は性質の違う土でも元気に育つか試したかったので、しっかり土を落としました。

 その後は鉢底に軽石を敷いて(ない方は大きめの砂利や石で大丈夫です)、土を少し敷いてから観音竹を置き、少しずつ砂をかぶせていきます。

 なお、観音竹は下から新しい芽が出てくるので、邪魔だと感じる部分から出ている場合は取ってしまいましょう。

 この部分は後々伸びてくるので、ご自身の観音竹にあったら注意して見てください。

 そのまま伸ばしたいのであれば、普通に埋めてしまって大丈夫です。

 植え替え後はこんな感じになりました。

 個人的には非常に気に入っています。

株分け

 観音竹は株分けも簡単ですので、ぜひ挑戦してみてください。

 手順としてはとても簡単です。

 枝を一本つかみながら土を払うようにゆすると、グラグラする枝が出てきます。

 あとはその二つを離すように引っ張ると、株分けができます。

 私はこの二つを株分けしました。

 よく見ると、根っこが繋がっていないことが分かると思います。

育て方

 基本的に育て方は冬だけ少し変わるので、冬とそれ以外とで分けて解説します。

春、夏、秋

置き場所

 置き場所に関しては、基本的には直射日光に当ててしまって大丈夫です。

 もっとも、暑すぎると葉焼けしてしまうことがあったので、真夏の時期には日陰に動かしておくとよいです。

 なお、非常に耐陰性が強い植物ですので、室内でも元気に育てられます

 ただし、その場合には窓辺に置くなどして、ある程度日光に当たるようにしましょう。

 春先からはこんな感じで直射日光に当てていました。

 室内で楽しみたいときには、レースのカーテン越しで日光に当たるようにしています。

水やり

 水やりに関しては、他のサイトなどを見ると土が乾いてから水をやると解説されているものが多いです。

 ただ、私が実際にいろいろと試してみたところ、かなり水は多めが良いと思います。

 具体的には、春から秋にかけては基本的に3日に1回程度水をあげていました。

 もちろん、使用される土によって水やりの頻度は変わりますが、葉っぱが黄色くなったり、葉っぱの先が枯れてきたら、水やりの頻度を変えて色々と試してみてください。

置き場所

 まず、室内に置く場合には日当たりのよい窓ぎわがよいです。

 室内に置くことで気温が下がり過ぎず、日光にも当てられるためおすすめです。

 屋外で管理される方は、軒下などの霜が降りない場所に置くようにしましょう。

 ただ、知り合いの方で軒下で冬越ししている方もいらっしゃいますが、いくつかは枯れてしまったり、色が悪くなったりするようです。

 そのため、できれば最低気温が10℃を下回るようになったら室内にしまうことを検討しましょう。

水やり

 冬の水やりに関しては、土が完全に乾いたら水をやるという感じで大丈夫です。

 特に寒い時期にはさらに水やりの頻度を減らしても大丈夫です。

応用

 ここからは個人的な好みの話ですので、読み飛ばしていただいて大丈夫です。

 お時間がある方はぜひ読んでいただけるとありがたいです。

 この株は枝が2本出ていますが、小さい方が斜めに生えているのが気になります。

 そのため、真っ直ぐに矯正するためにひもで結んでみました。

 真ん中の2本が上の写真の枝です。

 うまく真っ直ぐになってくれました。

 新しい枝にもひもを結んで矯正しています。

まとめ

 冬以外であれば、水やりは3日に1回を目安で行いましょう。

 真夏以外であれば直射日光に当てて育てても大丈夫ですし、室内で育てるのであればなるべく日光が当たる場所に置きましょう。

 冬であればなるべく室内にしまって日光が当たる場所に置きます。

 水やりは土が完全に乾いたらあげれば大丈夫です。

 観音竹は年中きれいな葉っぱが楽しめるし、空気の浄化作用もあるようです。

 ぜひご自宅で育てて楽しんでみてください。

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